サラメシ・シンガポール

ローカル企業で働くサラリーマンのローカルフード(ときどき出張先の東南アジア飯)の備忘録的な放浪記

「こんなの不味い訳ないでしょ」カレーチキン•ヌードル

職場のローカルスタッフとのランチでTiong Bahru(ティオン・バルー)のホーカーセンターに。ここは中心部から近いホーカーの一つですがシンガポールが誇る団地文化の象徴的なエリアの一つで、大規模なウェットマーケット(肉、魚、野菜、果物等のマーケット)が1階に併設されている、まさに庶民の台所。

ホーカー自体は2階にあり、天井には巨大な扇風機が回っていて建物の中央部が吹き抜けになっていて快適です。数年前にリニューアル工事をしているので全体的に小綺麗です。

金融街やオーチャードから車で5~10分でアクセスでき、駐車場も周辺の道路沿いやマーケット屋上にたくさんありますなで、自家用車のあるローカルスタッフとのランチの際はけっこう頻繁に来ます。

今回はカレーチキンヌードル(Curry Chicken Noodle)

写真は普通サイズ$5.0(約400円)で十分なボリュームです。大盛は$6.0(480円)みたいです。

麺は米麺(ビーフン)、平べったい幅広の米麺(クェイ・ティオ)、イエローヌードルから選べますが、ここは断然イエローヌードルです。

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イエローヌードルとはスタンダードな小麦粉のもっちりした麺(所謂ラーメンの麺)のことですが、この国ではその見たまんまが呼び名になってます。

シンガポールでローカルの麺類食べるときは麺のタイプを選ぶケースが多いのですが、ホーファンやらクェイ・ティオやらダオシャオミェン等々、カタカナで表記しづらいくらい発音も難しい名前と種類を覚えてそれを伝えなければなりません。イエローヌードルは初心者でも簡単です。

チキンはチキンライスのようなプリプリ肉で、あとは油揚げ的なもの、ゆで卵、ジャガイモ、もやしなどが入っています。

味については「こんなの不味い訳ないだろ」というビジュアルのまんま、辛すぎることもなく、できれば最後にライスも入れたくなる美味さです。

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ここのホーカーは吹き抜けになっている中庭を囲むように一周してるので方向感覚を失って仲間の居場所を見失いがちです。

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1階は駐在員にも人気のウェットマーケット。午前中の早い時間に行かないと肉や魚が売り切れたりします。雑貨屋みたいなのもあって、シャンプーや整髪料などは普通のドラッグストアチェーンよりもお得なのでランチついでに買物していくローカルも多いです。

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