サラメシ・シンガポール

ローカル企業で働くサラリーマンのローカルフード(ときどき出張先の東南アジア飯)の備忘録的な放浪記

バクテー(Bak Kut Teh)は無名店で十分

バクテー(肉骨茶/Bak Kut Teh)はローカル飯の代表で、個人的にはチキンライスよりも頻繁に食べる日常食です。
胡椒とニンニクの利いたスープで煮込んだ大き目のポークリブを、白飯や油条(ユーティャオ/中華揚げパン)と一緒に食べます。昔ながらの肉体労働者向けスタミナメニューだそうで、ローカルは朝から食べています。
専門店では麺のオプションがあったり、スープ飲み放題(もう結構と言うまでエンドレスで勝手に注ぎ足してくる)のところもあります。
バクテー(肉骨茶/Bak Kut Teh)、たしか油条(揚げパン)を足しても$6.5(500円)くらいです。

観光客に人気のチェーン展開している綺麗目の店もありますが、少々汚いローカルなホーカーで食べるのがオススメです。今回は時々行くチャイナタウン・コンプレックス2階の端の方の土鍋バクテーのストールです。
店舗型のバクテー店だとあまり酒類はないのですが、ホーカーだとバクテーをつまみにタイガービールをたしなめることもできるのでオススメです。
味付けに関しては、店によってこだわりのスープを作っていますので、マレー系の店のバクテーはけっこう胡椒がきつ目だったり、ローカルはそれぞれ自分好みのバクテーの店を持っているようです。

●ストール近くの席に座ると土鍋で持って来てくれます。基本的にあまり胡椒が強すぎない味付けで、小学生でも食べられます。
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●ちょっと離れた席まで自分で運ぶと言うと軽い容器仕様にしてくれます。
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●いたって普通のストール構え。人気店でも何でもございません。
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チャイナタウン・コンプレックスは金融街から車で5分ほどの便利な立地にあり、1階がウェットマーケット(肉、魚、野菜等の小売りマーケット)やローカル向けの服飾店・雑貨店があるので観光客なら見て回るだけでもそこそこ面白いです。(買いたくなるものはありませんが)
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2階部分が大規模ホーカーになっていて、薄暗くて小汚くて混雑しているという快適な環境ではありませんが、シンガポールの(特に中華系の人々)の日常風景を垣間見ることができます。
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