リーズナブルな日式カレーの雄、Washoku Goen(和食五縁)のチキンカツカレー
シンガポールは印、泰、中、日などの各国のカレーのオプションがあり、自他ともに認めるカレー好きの私にとって、毎日ランチに何を食べるか迷うことは贅沢な悩みです。(シンガポールの職場で初日のローカルとのランチでインドカレーを選んだ時からカレー好きジャパニーズというレッテルを貼られてます)
さて、今回は言わずと知れた(知る人ぞ知る)、シンガポールにおける日式カレーの雄、和食五縁のカレーです。
ローカル飯を中心に紹介しているこのブログですが、ホーカーやフードコートに店を構え、客層もほぼローカルで、財布に優しいメニューを提供してくれる和食五縁はローカル飯以外の何物でもないです。
●チキンカツカレー $6.8ドル(約540円)
写真の通りカツのボリュームはいつ見ても凄いの一言です。これで$6.8ってところにローカル飯としての魅力が凝縮されています!
この写真では伝わりにくいかもしれませんが、カツは二重、三重に重なってます。横に並べたときのサイズ感は25cm×12cm位でしょうか。(厚みは1cmくらい)
カツのサイズに比してライスは普通盛り(多分300グラムもない)なので、実際には見た目ほどのボリュームを感じず、中年のおじさんでも無理なく食べられます。
女性にも人気のようで、普通の体型したローカルOLさんが軽く完食してるところによく遭遇します。
肝心のカレーの味ですが、良い意味でこれといったパンチが効いていない家庭的な味です。ジャガイモ・ニンジン・玉ねぎの存在感も家庭的です。
カレーはそれなりに辛くなければダメという人には少し物足りないかもしれません。辛いモノに慣れきってしまっている私もチリパウダーを振りかけてます。 (※写真の赤い粉は自分でかけたチリです)
昼のピーク時などで運悪くカツの調理が追いついてないタイミングだとカツの量が減らされてる時もあり、逆にいつもより大盛になる時もあります。マニュアル的なものがあっても店員ごとに違ったり、適当で緩いところがシンガポールあるあるです。
●お次はフィッシュカツカレー$6.9(約550円)
せっかくなので別バージョンも。チキンより若干カツのインパクトが劣るかもしれませんが、実際には結構えげつないカツのボリュームです。(よくある海苔弁に1個乗ってるような魚フライが7-8個乗っています。)
ほかにもトンカツ、牛肉、コロッケなども選べますし、カレーの他にもラーメン、うどん、かつ丼、焼きそばなども安定してます。焼きそばには各カツをトッピングできます。
カレーも焼きそばもオムレツ(プレーンな卵だけのやつ)を追加できます。
カツ全部乗せ特大カレーもあります。$19.9(約1,590円)
(タダになるチャレンジメニューじゃありません)
ただしとっても残念なことに、この五縁は徐々に店舗数が減少ぎみです。
2018年頃まではセントラルエリアでは、Raffles Place駅の地下フードコート、OrchardのWisma伊勢丹のフードコート、City Hallのラッフルズシティのフードコート、Toa Payoh駅の地下ホーカーなどにもあったのですが、めっきり減ってしまい現在は知りうる限りBugis駅上のモールのフードコートだけになってしまいました。(郊外だとJurong Eastのモールのフードコートにもたぶんまだあります)
無くなったら困るのでなるべく近くに寄ったら食べるようにしています。