これこそローカル飯、板麺（Ban Mian/バンミェン）

リトルインディアとアラブストリートの間の、これと言って何もないエリアにあるホーカー、Berseh Food Centre（発音はたぶん”ベルセー”）に寄りました。

リトルインディアから都心部に向かうバス通りがJalan Besar（ジャラン・ベサール ※ジャランは”通り”の意）で、その通り沿いのホーカーなのにちょっと紛らわしい名前です。

ここは小規模でウェットマーケットも併設されていないシンプルな2階建てホーカーで、隣が大きな空地のため風通しも良く開放的で、清潔感のあるホーカーです。

（2大観光地の「リトルインディア」と「アラブストリート」に挟まれていますが、観光客が立ち寄る理由はなさそうなとこなので見たことはありません。）

ただし、日本人駐在員のオジサン連中が大好きな日本人向け味付けの中華料理屋（Hand In Hand）がはす向かいにあります。

今回は少し行列ができていた店の看板メニューと思しき板麺を食べてみました。板麺は幅広なうどん（きしめん？）のようなもっちりした小麦の麺です。

●板麺（Ban Mian/バンミェン）　Lサイズ$4.5（約360円）

この手のストールは大抵どこのホーカーでも昼時には行列ができることが多い位ローカルは皆大好きです。

味はあっさり（中華出汁の利いた塩味？）で、大き目のエビが4匹、卵と豚肉も入ってます。

脂っこいメニューが多いシンガポールで、こういったあっさりしたこの料理は貴重です。

普通サイズ$3.0（約240円）もあります。その他にも細麺やビーフン、さらに幅が広い麺（Mee Hoon Kway）という麺も選べるようです。

通常、ホーカーというところはローカル住民が暮らしているHDB（政府系の団地）の真ん中にあって一般庶民が三食たべるところなのですが、ここの周辺にはなぜかHDBが少ないので昼時でもあまり混雑していません。

周囲は保存指定を受けているカッコいいショップハウスが立ち並ぶエリアです。リトルインディア（ファーラーパーク）の魔窟ムスタファセンターからも近いです。