KLのレストランMadam Kwan's でカレーチキン・ナシレマ

マレーシアのクアラルンプールに1泊2日で出張したので、何かローカルなB級料理を食べようと思ってフードコートなどを見て回っていたのですが、基本的にシンガポールとまるで一緒のラインナップとなので、何ら目新しい食べ物はありません。

「ほんのちょっとだけシンガポールより安いかもしれないな」くらいですが、この手のB級グルメはシンガポールも相当安いので、あまり差はありません。

今回は KL市内随一の巨大ショッピングモールであるMegamall（メガモール）の中にあるMadam Kwan's（マダム・クワンズ）という、ローカルに人気のあるちゃんとしたレストランで食べました。

シンガポールでもポピュラーなマレー料理のナシレマ（Nasi Lemak）を中心とした伝統的なマレーシア料理のファミリーレストランで、KLCCなどの主要な商業施設に入っています。

ナシレマとはココナッツミルクで炊いた米、チキン、煮干しのような小魚のフライ、キュウリなどをサンバルソース（チリ）をかけて食べるもので、朝食としても食べられている料理です。

スタンダードなチキンの乗ったものも美味しそうでしたが、カレー好きなのでカレーチキン・ナシレマ（RM20/約500円）をチョイスしました。

チキンは大きく、スパイシーすぎない上品な味わいで普通に美味しいです。

ホーカーやフードコートではないレストランという環境で食べると余計においしく感じるかもしれません。

ちなみに東南アジアではこういった骨付き鶏肉を食べる機会が非常に多いのですが、ローカル達はナイフを使わず（というより通常ナイフは店に用意すらされていない）、素手で掴むこともなく、フォークとスプーンだけで上手に骨から肉を外して食べます。（スプーンをナイフのような使い方で切ったり、骨から外したりするのに使います）

私も慣れましたが、骨付きチキンなんて手掴みが当たり前の日本育ちなので、最初の頃はどのようにスプーンを使って食べたらいいのか本当に苦労し、ローカルの食べるところを盗み見て上手くなりました。

一緒にコーヒーもいただきまして、久々にB級グルメ感がない食事になってしましまいた。（コーヒーはシンガポールやマレーシアで好まれるめちゃくちゃ甘いけどコーヒー自体の味は薄い独特のやつです。※ブラックも選べます。）