サラメシ・シンガポール

ローカル企業で働くサラリーマンのローカルフード(ときどき出張先の東南アジア飯)の備忘録的な放浪記

辛くないけど旨い海南カレー(Hainanese Curry Rice)

ご多分に漏れず私もカレーは好きですが、シンガポールに来るまで中華系カレーはノーマークでした。

このカレーは海峡植民地(シンガポールやマレーシア)の華僑文化と統治国イギリスの文化がミックスされて独自に発展したメニューのようです。とういうわけで海南式と呼ばれていますが中国本土にはないらしいです。

今回はオーチャードのCenter Point地下のフードコートで食べました。だいたいどこのショッピングモールのフードコートにも必ず海南カレー屋があります。

海南カレー(ジャンボ・フィッシュ)、これで$5.8(約470円)

カツの大きさが伝わるといいのですが横20㎝ × 縦10㎝ × 厚さ1.5㎝以上はあります。そして目玉焼きと煮込みキャベツが雑にトッピングされます。

f:id:Hima_Ojisan:20200218181147j:plain

フィッシュカツは普通サイズも選べ、他のオプションは、ポークカツ(ジャンボ or 普通)、ポークベリー(豚バラ角煮)、ドラムチキン(骨付きチキン)、店によってはエビ、イカ等も選べます。この店では普通サイズのトッピングを選ぶと$4.5(約360円)です。(ジャンボサイズのトッピングの有無やトッピングの種類は店によって変わります)

 味はインドカレーのようにスパイスが香るわけでもなく、また何でも辛くしがちなシンガポールにあってもあまり辛くありません。辛さ調整用の香辛料の類いもこの手の店には置かれていません。

f:id:Hima_Ojisan:20200221184535j:plain

店によって味の違いやトッピングの違いがあるので色々なところで食べ比べて面白いかもしれません。

シンガポールでは日本式カレー、インドカレー、タイカレーがカレーとしてはポピュラーですが、個人的にはこれが一番かもしれません。日式カレーは日本の有名チェーン店(黄色の看板のところ)や居酒屋、ラーメン屋等、色々なところで食べることができますが、値段は日本の1.5倍から2倍くらいの感覚で(だいたい$15/約1,200円前後)、結局日本で食べる方がおいしかったりします。海南カレーは行列のできる専門店なんかもあるのでまた別の機会に紹介しようと思います。

またローカルのホーカー、フードコートにも時々日本式カレーを出すストールがあり、リーズナブルな$6~7(約480円~560円)くらいで食べられますので、それも機会があれば紹介します。